1/27当店サイトにアップ予定の
"N"
by Chaz Bojorquez
当店のストアロゴを手掛けてくれている
LAのgraffiti / street artの神様的存在なんですが
どんなよ
という方も多いと思うので俺なりの話を
当時LAの"BIG TIME MAGAZINE"(いずれ紹介します)
という雑誌でその存在は何とな~く知ってたんですが
なんせギャングしか興味がなかったので
チョロタギングっぽい不思議な文字を描く人がいて
その人がBIG TIMEにちょいちょい出ている
でもグラフィティでしょ~?
その程度しか情報がありませんでした
そんな中 ある日目にした作品
7 SAMURAI from the far eastside
by KIIS in 1997
この作品でSlickとChazに完全にぶっとばされました
あのOG SLICK率いる"K2S"クルーの当時の代表的作品なんですが
まだかなりのバギースタイルで
ギャングだヘチマだやってた頃にこれ見せられて
俺的にギャングタグ&グラフィティがクロスオーバーした瞬間でした
ギャング=ギャング
グラフィティ=グラフィティ
という先入観を完全に壊され
すごい衝撃だった事を覚えてます
そこからLAのグラフィティ及びChazに興味を持ち調べていくと
とんでもない人だという事にどんどん気づいていきます
boulevard nightのロゴ
wild styleのロゴ
depeche modeのPV
graffiti mandara
このオッサンとんでもねえわ・・・
1967年にはストリートにタギングを始め
(全米で3番目に街に描いたらしい)
住んでいる(今も)HIGHLAND PARKのギャング
"AVENUES"
のレタリングを担当しているうちに名が売れ
描くスカルはギャングの守り神になり
やがてストリートから表舞台にあがっていきます
80年代には既に知名度・実力共に確立されていたので
俺が知ったころ(98年前後)なんて当然のごとく神様的存在
そんな雲の上の憧れでしかなかったChazですが
2007年にKAZE MAGAZINEが日本に招いてくれた時に
スポンサードしていた関係から運命的に来店してくれまして
そこから関係が続いているのであります
あれがなかったら未だに憧れのままでしょうし
全ては2007年KAZE MAGAZINE Chaz showのおかげです
その時の歴史的初来日magはzakaiさんで売っているので
http://zakai.jp/?pid=5693231
是非買いましょう
art in the streets 2011
LAで非常に話題になったアートショーですが
作品は入口入った一番いいとこでした
そこだけで1時間くらいいた覚えがあります
LA代表=Chaz
と言い切っていい日だったと思います
作品を間近で見てもらいたいですホントに・・・
主に油性キャンバスが多いんですが
信じられない位色が重なってたり盛り上がってたり
もってかれます
住まいはガキの頃から今も変わらずold townのHIGHLAND PARK
成功した今 高台の豪邸に住んではいますが
day of the deadには先祖の遺品を飾り敬い
この人達がいるから今の自分がいるんだと力説してくれました
狭い家にいた頃から欠かしてないそうです
人柄と謙虚さは本当に素晴らしいの一言で
会うたび改めて尊敬しちゃいますね
2007年から思うと随分親しくなれて
毎回とりあえず家行って~とかになってますが
初めて作品見た時・会った時の衝撃は1ミリも忘れてないので
これからも尊敬を念頭にお付き合いしていく所存です
ガキの頃から書くの好きなだけなんだよなあ~
俺はラッキーなヒッピーだ!
ていつも言います
今日もガレージで描きまくってるはずです
そんな背景を踏まえ
特別に思い入れがある店ロゴなのであります
というわけで1/27は是非チェックしてみてください